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ブルゴーニュのプルミエ・クリュとはどのようなものですか?

簡潔な回答

ブルゴーニュのプルミエ・クリュ(第1級)は4段階格付けの第2位に位置し、特定の村に属する指定区画(クリマ)から生産される。グラン・クリュ(最高位)とコミュナル(村名)の間を橋渡しし、現在約635のクリマが各村のプルミエ・クリュとして認定されている。コストパフォーマンスの観点からも最も注目すべきカテゴリーだ。

詳細な回答

ブルゴーニュのプルミエ・クリュは愛好家にとって最もエキサイティングなカテゴリーだ。グラン・クリュほどの価格ではなく(ただし一部は50〜100ユーロ以上に達するが)、村名ワインより明確に表現された区画の個性を体験できるからだ。この中間的な位置づけが「ブルゴーニュ探求の本命」として世界中のソムリエと愛好家から支持される理由だ。

ブルゴーニュの4段階格付けは1935〜38年にINAO(国立原産地品質研究所)によって公式化された。第1段階:地方名アペラシオン(ブルゴーニュ・ルージュ等)、第2段階:村名アペラシオン(ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー等)、第3段階:プルミエ・クリュ(村名+クリマ名)、第4段階:グラン・クリュ(クリマ名のみ、村名なし)だ。

現在、約635のクリマが各村のプルミエ・クリュとして認定されているが、実際にはいくつかの小さなクリマが複合名で表示されるため、正式なプルミエ・クリュ表示は約400程度に整理される。ラベルには「ヴィラージュ名+プルミエ・クリュ+クリマ名」が表示される(例:シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ザムルーズ)。クリマ名なしで単に「プルミエ・クリュ」とのみ表示されることもあり、これは複数クリマのブレンドを示す。

有名なプルミエ・クリュとしては、ニュイ=サン=ジョルジュのレ・サン=ジョルジュ(グラン・クリュへの昇格論争がある)、ジュヴレ・シャンベルタンのクロ・サン=ジャック(多くのグラン・クリュより高い評価を受ける)、ボーヌのグレーヴ(リガント・ランファン・ジュジュ)、ポマールのルジャン、ヴォルネイのカイユレ等がある。

驚くべき事実として、クロ・サン=ジャック(ジュヴレ・シャンベルタン、6.76ha)はプルミエ・クリュとして分類されているにもかかわらず、トップ生産者のルソーやクレール・ダウ等のキュヴェは数百ユーロに達し、多くのグラン・クリュを価格で上回る。これは格付けが必ずしも現代の市場評価と一致しないことを示す典型例で、知識ある愛好家が産地学習の成果を享受できる「抜け穴」でもある。

プルミエ・クリュの探求で最も報われるのは、「過小評価されたクリマ」を見つける喜びだ。ニュイ=サン=ジョルジュのレ・サン=ジョルジュのように「グラン・クリュになるべきだった」という産地論争を持つクリマ、あるいはヴォーヌ=ロマネのドマイン・デ・コルトンの忘れられた区画など、格付け以上の価値を秘めた場所を探すことはブルゴーニュ愛好家の終わりない喜びだ。ブルゴーニュのプルミエ・クリュを最大限に活用するには、同一クリマを複数の生産者で比較することが最も深い理解への近道だ。例えば「ニュイ=サン=ジョルジュのレ・カイユ・プルミエ・クリュ」をルソー、アンリ・ジャイエ(ヴィエイユ・ヴィーニュ)等の異なる生産者で比較すれば、同一クリマの多様な表現を通じてブルゴーニュ哲学の真髄が浮かび上がる。

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