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グルナッシュとはどのようなブドウ品種ですか?

簡潔な回答

グルナッシュ(スペインではガルナッチャ)は世界最多栽培赤品種の上位に入り(約16万ヘクタール)、アラゴン(スペイン北東部)が起源とされる。シャトーヌフ・デュ・パプ(ローヌ南部)での主役として、スペイン(リオハ・プリオラート)でも重要な地位を占める。熟した赤果実・スパイス・リコリス・高アルコールが特徴。

詳細な回答

グルナッシュは地中海世界を席巻した品種で、スペイン・フランス・イタリア・北アフリカ・オーストラリアまで広がる最もグローバルな地中海品種だ。その起源はスペイン北東部のアラゴン地方にあり、12世紀頃から地中海沿岸に広まったとされる。スペインのアラゴンとカタルーニャでの長い栽培歴が品種名「ガルナッチャ」に残り、フランス語化して「グルナッシュ」となった。

品種の特性:薄い皮・早熟な収穫・高い自然糖度(15〜16%アルコールも珍しくない)・乾燥への耐性が最大の強みだ。地中海の干ばつ気候に最適化されており、ほとんど灌漑なしで生存できる。アロマはイチゴ・ラズベリー・石榴・白コショウ・ドライハーブ。高アルコールになりやすく、タンニンは穏やかで甘みを感じる果実感が特徴だ。

フランスでは主にローヌ南部のシャトーヌフ・デュ・パプ(60〜80%グルナッシュ)とコート・デュ・ローヌの主力品種として、ジゴンダス・ヴァケラス・タヴェル(ロゼ)で中心的役割を担う。スペインではリオハ(テンプラニーリョとブレンド)とプリオラート(カリニャンとブレンド)で最高の表現を発揮する。プリオラートの老樹グルナッシャ(ガルナッチャ)は高凝縮・複雑で世界最高峰の赤の一角を占める。

南オーストラリア(グレン・グラハム・バロッサ等)では「グルナッシュ」表記で古木から作られる超濃縮スタイルが知られる。スワートランド(南アフリカ)でも自然派生産者がグルナッシュの繊細な側面を引き出す試みが注目を集めている。

驚くべき事実として、グルナッシュは世界で最も高樹齢の現役ブドウ樹を多く持つ品種の一つだ。スペインのガルナッシャ・ビエハ(古木)産地、特にナバラ州フィールドや南フランスのコルシカには、樹齢150〜200年以上とされる老樹が今も果実をつける。これらの老樹から生まれる超少量・超高品質のワインはコレクターに珍重されるが、老齢のため徐々に枯れていく希少性がさらに価値を高めている。

グルナッシュはスペイン語でガルナッチャと呼ばれ、その起源はアラゴン地方(現在のスペイン北東部)とされる。中世に地中海全体に広がり、サルデーニャ(カンノナウとして)、フランス南部、北アフリカにまで分布した。DNAタイピングにより、グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブランはすべて同一品種の色素変異体であることが確認されている。生理学的には、グルナッシュは糖分の蓄積が非常に速く、酸度の低下も急速なため、収穫タイミングの管理が極めて重要である。この特性から、グルナッシュを主体とするシャトーヌフ・デュ・パプは14〜16%の高アルコール度になることが多い。一方、低収量に管理した古木のグルナッシュは、信じがたいほどの複雑性と長命性を示す。expertvin.beでは、南ローヌの古木グルナッシュから、プリオラート(スペイン)の山岳グルナッシュまで厳選している。

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