ルサンヌとはどのような品種ですか?
ルサンヌは北ローヌ原産の繊細で芳香豊かな白ブドウ品種で、約2500ヘクタールが栽培されます。エルミタージュ、クロズ・エルミタージュ、サン・ジョセフの白でマルサンヌのパートナーを務め、ハーブティー、アプリコット、洋梨、乾いたハーブのアロマに高い酸が特徴。マルサンヌより栽培が難しく、北ローヌで最も品質の高い白品種と評されます。
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ルサンヌは北ローヌ原産の繊細で芳香豊かな白ブドウ品種で、約2500ヘクタールが栽培されます。エルミタージュ、クロズ・エルミタージュ、サン・ジョセフの白でマルサンヌのパートナーを務め、ハーブティー、アプリコット、洋梨、乾いたハーブのアロマに高い酸が特徴。マルサンヌより栽培が難しく、北ローヌで最も品質の高い白品種と評されます。
マルサンヌは北ローヌ原産の白ブドウ品種で、世界に約3500ヘクタールが栽培されます。ルサンヌとのブレンドでサン・ジョセフ、クロズ・エルミタージュ、エルミタージュ、サン・ペレーの白を担います。アーモンド、白桃、アカシア、蜜蠟、ヘーゼルナッツのアロマと、豊かなボディ、穏やかな酸が特徴です。
ヴェルデホはスペイン・カスティーリャ・イ・レオン原産の白ブドウ品種で、約13000ヘクタールがDOルエダに集中しています。フェンネル、青草、ライムリーフ、パッションフルーツ、苦いアーモンドのフィニッシュが特徴で、カスティーリャ高原の偉大な白ブドウとして位置づけられます。
ニュージーランドは約42000ヘクタール、2つの島からなる若い産地ですが、一世代で世界的な名声を獲得しました。マールボロのソーヴィニヨン・ブラン(総生産量の約60%)が品種の世界イメージを塗り替えました。セントラル・オタゴとマーティンボローのピノ・ノワール、ホークスベイのシャルドネとシラー、ネルソン・ワイパラのリースリングも要注目です。
ピュリニー・モンラッシェはブルゴーニュ・コート・ド・ボーヌに位置し、世界最高のシャルドネ産地として広く認識されています。村名AOCは約210ヘクタール、17のプルミエ・クリュと、シャサーニュと共有する4つのグラン・クリュ(ル・モンラッシェ、バタール、ビアンヴニュ・バタール、シュヴァリエ)を擁します。クリスタルのような純粋さ、鋭いミネラル感、柑橘・白い花・アーモンドのアロマが特徴で、隣のムルソーより縦方向のスタイルを示します。
コルナスは北ローヌ最南端のシラー専用アペラシオンで、アルデッシュ県のわずか145ヘクタールに過ぎません。北ローヌで唯一の100%シラーの赤ワイン専用AOCです。ほぼ黒に近い色、黒系果実・オリーブ・大地のアロマ、力強いタンニン構造が特徴で、最低5〜15年の熟成を要します。
レバノンは5000年以上の醸造史を持つ世界最古の産地のひとつで、約2000ヘクタールの畑の大半がベッカー高原(標高900〜1100m)に集中します。カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、サンソー、カリニャンと固有品種を用いた深みと香辛料感のある赤ワインが主体。1930年創業のシャトー・ムサールは、30年以上の熟成に耐える世界的傑作ワインを生み出します。
約146000ヘクタール、65のGI(地理的表示)を持つオーストラリアは、バロッサのシラーズをはるかに超える多彩なワインを生み出す産地です。バロッサの百年古樹シラーズ(ペンフォールズ・グランジ、ヘンシュキー・ヒル・オブ・グレース)、エデン・ヴァレーとクレア・ヴァレーのリースリング、クナワラのカベルネ・ソーヴィニヨン、ヤラ・ヴァレーとタスマニアのピノ・ノワール、ハンター・ヴァレーのセミヨンが代表格です。
サン・テミリオン格付けはボルドーで唯一、約10年ごとに見直されるシステムで、1955年に創設されました。プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(AとBに区分)とグラン・クリュ・クラッセの2階層からなります。2022年の最新格付けでは14のプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(A:フィジャックとパヴィエ)が認定されましたが、シュヴァル・ブランとオーゾーヌの自主撤退が大きな波紋を呼びました。
ジゴンダスはヴォクリューズのダンテル・ド・モンミライユ山麓に位置する南ローヌのクリュで、約1230ヘクタールを擁します。1971年にコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュからクリュに昇格しました。グルナッシュ主体(最低50%)とシラーのアサンブラージュによる赤ワインが97%を占め、力強さ・凝縮感・黒系果実・ガリーグ・スパイスが特徴で、10〜20年の熟成ポテンシャルを持ちます。
ヴーヴレはトゥール東方、ロワール川右岸トゥーレーヌのAOCで、シュナン・ブラン(現地名「ピノー・ド・ラ・ロワール」)のみを使用する約2100ヘクタールの産地です。辛口・ドゥミ・セック・モエルー・スパークリングと多彩なスタイルを持ち、偉大なモエルーは50年以上の熟成ポテンシャルを持つ世界でも稀有な白ワインです。
サンセールはロワール川中央部(サントル・ロワール)のAOCで、ソーヴィニヨン・ブランによる辛口白ワインで世界的に名高い産地です。ピノ・ノワールの赤・ロゼも生産。火打ち石・石灰岩・キンメリジャン泥灰岩の3土壌が、3つの明確に異なるスタイルの白を生み出します。
プイィ・フュメはロワール川右岸ニエーヴル県プイィ・シュル・ロワール周辺の約1350ヘクタールに広がる白ワイン専用AOCで、ソーヴィニヨン・ブランのみを使用します。「フュメ(煙)」の名はブドウの果粉の灰みがかった色と、燻した石打ち石的なミネラル感を指します。火打ち石(カイヨット)・キンメリジャン石灰岩・泥灰岩の3土壌が個性豊かなスタイルを生み、隣のサンセールとは異なる独自の複雑さを持ちます。
コルシカのワインは約5800ヘクタールの島嶼産地から生まれ、AOCヴァン・ド・コルスと5つの地理名称、さらにアジャクシオとパトリモニオという2つの独立AOCで構成されます。ニエルッチョ(サンジョヴェーゼに近縁の赤)とヴェルメンティノ(白)が象徴的品種。マキ(低木植生)、塩気、花崗岩が刻み込まれた地中海的な個性が、島のワインに独自の風格を与えています。
南アフリカは約93000ヘクタールの畑を持ち、大西洋の冷流が温度を調整する地中海性気候のもと、世界水準のワインを生み出します。スワートランドのシュナン・ブランVV(老樹)、ステレンボッシュとスワートランドのシラー、ピノタージュ、ステレンボッシュのボルドー系ブレンドが代表格。老樹保護の「オールド・ヴァイン・プロジェクト」発祥国でもあります。
ギリシャは4000年以上の醸造史を持つ、ヨーロッパ最古の産地のひとつです。約63000ヘクタールの畑が本土と離島に広がり、300以上の固有品種を誇ります。サントリーニのアッシルティコ(火山性白)、ナウサのクシノマヴロ(「ギリシャのネッビオーロ」)、ネメアのアジオルジティコが代表品種。1990年代から始まった品質革命が今なお継続中です。
サヴォワのワインはフランス・アルプスの麓、約2100ヘクタールの急峻な斜面から生まれます。AOCヴァン・ド・サヴォワと17のクリュ地理名称を持ち、生産の約70%が白ワイン。ジャケール、アルテス(ルセット)、ベルジュロン(ルサンヌ)などの固有品種が清涼感とミネラルを表現し、フォンデュやラクレット、湖の魚料理との相性が抜群です。
約194000ヘクタールのブドウ畑と250以上の固有品種を持つポルトガルは、ポートワイン以上の豊かなワイン文化を誇ります。ドウロの赤(バルカ・ヴェーリャ)、ヴィーニョ・ヴェルデの清涼な白、アレンテージョの骨格ある赤、ダンの優雅なワイン、そして世紀を超えるマデイラが代表格です。トゥリガ・ナシオナル、アルヴァリーニョ、エンクルザドなど固有品種が生み出す個性は、他国では再現不可能です。
ポイヤックはボルドー・メドック最高峰のアペラシオンで、約1213ヘクタールのジロンド河左岸に位置します。1855年格付けの5つのプルミエ・グラン・クリュのうち3つ——ラフィット・ロートシルト、ラトゥール、ムートン・ロートシルト——を擁します。カベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインは、力強さ、カシスと杉のアロマ、50年を超える熟成ポテンシャルを持つことで知られます。
マルゴーはボルドー・メドックの6つのコミュナル・アペラシオン中最大のもので、5つのコミューンにまたがる約1493ヘクタールを擁します。1855年の格付けではシャトー・マルゴーを筆頭に21の格付けシャトーが存在します。スミレ、黒系果実、絹のようなタンニンを特徴とし、メドックの中で最も「エレガント」なスタイルとして評されます。